このページは、「政治ってなに?」って人向けのページだよ。
「政治」について簡単に説明するよ。
政治とは?
政治ってなに?
誤解を恐れずに一言で言うと
「みんなで話し合って、国のことを決めること」
だよ。
政治の主役
「みんな」って誰?
「みんな」は、ボクたち”国民”だよ。
「政治家」って人たちじゃないの?
「政治家」でも正解だよ。
でも「政治家」は、ボクたち国民が”選挙”で選んだ「国の代表」なんだ。
だから、間接的にだけど、ボクたち国民が「政治」を行っているんだよ。
ちなみに、「代表を選んでその人に政治をやってもらおう」という考え方のことを難しい言葉で「間接民主主義」と呼ぶよ。
「政治家」は、ボクたち「国民」の代わりに、みんなが話し合う場所(国会)に出席して、意見を言ってくれてるんだね。
政治の目的
「何かを決める」って、具体的には何を決めるの?
決めることは、ここには書ききれないほどたくさんあるよ。
でも、最も大切な決めることは次の2つだよ。
- みんなのルール
- 税金の使いみち
順番に見ていこう。
1.みんなのルール
「みんなのルール」ってなに?
「法律」のことだよ。
この世の中にはいろいろな考えを持つ人がいるので
- 「これはやっちゃダメ」
- 「これはこうすべき」
みたいにルールを決めておかないと、みんなが好き勝手してめちゃくちゃになっちゃうでしょ?
例えば、ドラえもんのジャイアンみたいに、力を持った人が「お前のモノは俺のモノ。俺のモノは俺のモノ。」とかメチャクチャなことを言ってくる人がでてきちゃう。
なので法律という名の「みんなのルール」が必要ってわけ。
例えば
- 「人を殺したらダメだよ」という法律がある
→だからみんな人を殺さない
- 「子供は学校に通わないといけないよ」という法律がある
→だから親は子供を学校に通わす
- 「モノを買ったら消費税を払わないといけないよ」という法律がある
→だから何か買うときは消費税を払う
みたいな感じの法律があったりするよ。
ちなみに日本の法律は全部で8,000個以上あるよ。
世の中の大半のことは、法律という名のルールによって決められているんだね。
2.税金の使いみち
僕たち「国民」は、いろいろな税金を払っているよね。
こんなコピペ↓もあるくらいだからね。
働いたら罰金 →所得税
買ったら罰金 →消費税
持ったら罰金 →固定資産税
住んだら罰金 →住民税
飲んだら罰金 →酒税
吸ったら罰金 →タバコ税
乗ったら罰金 →自動車税・ガソリン税
入ったら罰金 →入浴税
起業したら罰金 →法人税
死んだら罰金 →相続税
継いでも罰金 →相続税
上げたら罰金 →贈与税
貰っても罰金 →贈与税
生きてるだけで罰金 →住民税
これらの税金の使い道を決めるのも「政治」なんだよ。
政治の決め方
さっき「話し合って決める」って言ってたけど、話し合っても結論が出ない場合はどうするの?
日本の政治では、話し合いがどういう結果になろうとも、最終的に「多数決」で決めることになってるよ。
ちなみに「みんなで話し合って何かを決めよう」という考え方のことを「民主主義」と呼ぶよ。
参考:民主主義とは?
おわり
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