このページでは、「民主主義」の意味について説明するよ。
民主主義とは?
「民主主義」ってなに?
一言で言うと「みんなで話し合ってモノゴトを決めること」だよ。
「民主主義」っていう言葉自体がややこしいなら
- 民=みんなが
- 主=メインという
- 主義=考え
っていう風に分けて考えれば良いよ。
「みんながメインという考え」ってことか。
「民主主義」の例
じゃあ例えば、「学校の文化祭の出し物についてクラスのみんなで話し合って決める」というのも「民主主義」なの?
それも「民主主義」と言えるよ。
他にも、多くの国の政治で「民主主義」が採用されているよ。
「民主主義」を決める方法
「民主主義」でモノゴトを決めるとき、どういう方法があるの?
次の2つの方法があるよ。
- 多数決:
→賛成がたくさんある意見を採用する方法 - 満場一致:
→全員賛成の意見を採用する方法
2つ目の「満場一致」で、全員が賛成しない場合はどうするの?
その場合は、全員が賛成するような意見を出すまでねばるよ。
でも、実際はそんなことはほとんど起こり得ないから、ほとんどの「民主主義」では、1つ目の「多数決」で決めるよ。
たしかに、学校のクラスの「委員決め」とかでも「多数決」で決めるね。
ちなみに、政治でも「国民全員が納得できる意見を出す」なんて99%ムリだから、「民主主義」を採用しているほとんどの国は「多数決」を採用しているよ。
日本の場合
間接民主主義を採用
日本の政治では「間接民主主義」を採用しているよ。
間接民主主義ってなに?
間接民主主義は「代表者を決めて代わりに政治をやってもらおう」という考えのことだよ。
例えば、日本には1億人を超える人口がいるわけだけど、1億人全員で話し合うなんて物理的にムリだし、そもそも話し合えたとしても結論が出ないよね。
だから
- 「1億人の代表(政治家)を決めよう!」
- 「そしてその代表者同士で話し合ってもらおう!」
というのが「間接民主主義」だよ。
民主主義を採用しているほとんどの国では「間接民主主義」を採用しているよ。
少数意見もなるべく切り捨てない
基本的に、多数決を採用している民主主義では、少数意見は切り捨てられるんだけど
日本の衆議院議員とか参議院議員を決める国政選挙では「少数意見もなるべく切り捨てないようにしよう!」みたいな仕組みになってたりするよ。
そうなの?
民主主義より独裁主義?
思ったんだけどさ。
バカ1000人が「こうしよう」って決めるより、すごく賢い1人が「こうしよう」って決めた方が良くない?
そういう考えもあるね。
ちなみにそういう風に「賢い人が1人で決めよう!」という考えのことを「独裁主義」と言って、民主主義の対義語なんだけど
「独裁主義」にもいろいろデメリットがあるから、一概にどちらが良いとは言えないんだよね・・。
詳しくは以下ページを見てみてね。
おわり
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